あすかでは新型コロナウィルス発生の少し前から、働き方について新しい当り前を考えていく取り組みを始めていました。
そんな中での新型コロナウィルス発生だったので、ある程度あわてず騒がずに対応を進めることができました。
2022年10月現在のあすかの新型コロナウィルスに対する行動をご案内しておきます。
現在あすかでは、東京都が配布してくれている抗原検査キットを用い、原則として週3回の抗原検査を実行しています。
また自身が感染したり、濃厚接触者となった場合には最新の厚生労働省の指針に従って行動しております。


あすかでは新型コロナウィルスに対する社内ルールを設けています
お客様への伝達について
あすか職員が陽性となった場合には、速やかに当該職員が訪問したお客様全件及び、そのお客様が関係している他事業所に対し原則陽性判明当日中に事実伝達を行う。
あすか職員が濃厚接触者となった場合には、その職員がケアマネジャーの場合濃厚接触者となったであろうタイミング以降に15分以上滞在したお客様に速やかに伝達をする。また、結果が出るまでの間にそのお客様が利用する事業所に対しても伝達を行う。
在宅勤務ができるためのシステム
ケアマネジャーにはあすかが通信可能なノートパソコンを貸与して、会社にいるのと同じ業務ができる状態を整えています。ちょっと難しくなるのですがVPNというシステムとクラウドソフトを使い、家でも会社でも同じような仕事ができるようにしています。
訪問介護にはサービス提供責任者に対して通信可能なノートパソコンを貸与して実績管理や計画書などの作成は自宅でできるようにしております。また、ヘルパーにはスマホを貸与してスマホで実績報告ができるシステムを構築しているため、紙媒体での報告書を事業所に持っていく必要を無くしています。
電話でのやり取りのスムーズ化
電話についてはクラウドPBXというシステムを使い、お客様や関係事業所があすか事務所にかけていただいた電話をそれぞれの自宅において会社貸与のスマホで受け取ることを可能にしています。どうしても電波状況により固定電話より通話品質が悪い時があるのでお電話をいただいた方にご迷惑をおかけする事があるのですが、ご理解いただきたく思います。
紹介させていただいた在宅勤務を円滑に進めるためのシステムは、元々働き方の当り前を変えるという目的で準備導入したものなので、新型コロナウィルス感染拡大が落ち着いても使い続けるシステムです。今後どのようなルールを制定するかは状況をみながら決めていくものですが、あすかでは全員が毎日決められた時間に出勤するという当たり前に戻すつもりはありません。
私は仕事とはあくまでも私生活を楽しく営むためにするものだと考えています。そしてその仕事も楽しく誇りが持てるものであればさらに良いと思っています。
在宅勤務は同居家族など環境次第で良いことばかりではありません。あすかでもできれば出勤したい、家だと仕事がはかどらないという職員もいれば、同じ作業を自宅でやると会社でやるのでは、静かで集中できる自宅でやると半分の時間で終わるという職員もいます。
本当に人それぞれのキャラクターがある。だからこそできるだけ会社が指示命令をする部分を少なくして、それぞれのキャラクターにあった働き方をしてほしい。そうすればニコニコしていられるし、ニコニコしている職員が来ればお客様も楽しいと思うのです。
それぞれ違うキャラクターを持つ職員ですが、面白いことに多くの職員が言う事があります。在宅勤務で仕事上の一番のストレスは、仲間の顔を見て相談したり仲間の声でアドバイスが聞くことができない事。
これを聞くと代表として嬉しくなるのです。だって、ここにいることが楽しいと思ってくれている人が多いってことなんだなと思えるので。