あすかケアマネの働き方

あすかでは1週間のうち半日だけ出勤当番が決められています。

それ以外の時間については場所に関係なく仕事ができるので、出勤しても良いし、自宅や公園で仕事をしても構いません。

あすかで働くのに必要な能力は普通のケアマネ業務の能力であり、マウスの右クリックと左クリックがわかれば、それ以上のデジタル知識は必要ありません。多分職員の8割はドラッグ&ドロップがわからないです。

①ケアプラン作成や実績管理は会社や自宅、公園でもできる

②受信FAXはスマホ、タブレットでどこでも読むことができる

③電話はどこにいてもスマホから事業所電話番号で発信受信できる

④業務はデジタルで行う為、紙のファイリングは必要ない

つまりどこにいても同じ質の業務ができます

あすかに定年はありませんので、自分のペースで自分が働きたいと思う間は存分に働いてください。

上から命令される軍隊形式とは正反対なあすかでは、指示を忠実に実行していくのではなく、自分で考え、言葉にする努力をしないとダメなので、人によっては、ちょっと面倒と感じるかもしれないところもあります。

・あすか桜坂ではフリーアドレス(座る場所が決まっていない)デスクが1階に4席と地下に4席あります。

↑あすかでは出勤人数は1人なので本来これで十分な1階のメイン3席
↑他のケアマネと話したり相談したりしたい時に人気の1階4席の全体ショット
↑どちらかというと静かに集中したいときに人気の地下4席

・あすか上池台では自分のデスクがあります。人数のわりに大きな事務所なので、ケアマネの人数に応じてデスクは増えていきます。

↑小洒落てはいないですが、ごく普通の事務所です
↑モニター2台使用の人もいます。自由です。実はコレ慣れると楽です。椅子も本人の好きなタイプを用意
↑プリンターは一人一台。あえてしょぼい椅子を好む人も……自由なので。

詳細:

自宅にいると家事や家族やテレビが邪魔して仕事がはかどらない人もいれば、自宅にいた方がリラックスできる環境で集中でき仕事がはかどる人もいます。あすかではその人の個性にあった働き方ができる環境を整えています。仕事は楽しくなければ意味が無いと考える私たちは、自分の普通や当たり前を誰かに押し付けない毎日を大切に考えています。

そこで①の「ケアプラン作成や実績管理は会社や自宅、公園でもできる」について、あすかではインターネット経由のソフトを使用しているため、インターネットが使える環境であれば場所を選ばずに仕事ができます。ケアマネジャーに対して自宅用のノートパソコンとタブレットを貸与しているため、自宅にWifi環境があれば会社にいるのと変わらずに仕事ができます。自宅にWifi環境が無い場合は、会社がWifiルーターを貸与するので問題はありません。訪問の隙間に公園でスマホの音声入力を使って、モニタリング用の文字を打ったりしているケアマネもいます。

手指と紙が触れ合う感覚と紙をめくる音というのは、私たちがずいぶん長い期間慣れ親しんだ感覚なので、どうもデジタルデータの仕分けや確認というのはしっくりいきません。ですが人間の順応力とは恐ろしいもので、3ヶ月もするとこの薄っぺらい感覚にも慣れてきます。重要なチェックなどは一度印刷して確認したりもします。あすかはこれを無駄とは考えません。あすかがデジタル化を進めた目的は、紙代など費用の問題ではなく、ケアマネの業務軽減が目的なので、無理せず一歩ずつ慣れていきます。

そこで②の「受信FAXはスマホ、タブレットでどこでも読むことができる」についてですが、他社からあすか居宅支援にFAXが届いた場合、1分程度でそのFAXをデジタルデータ化してGoogleドライブというインターネット上のデータ置き場に保存します。したがって受信したFAXはどこにいても、ノートPCやタブレット、スマホなどで確認ができる事になります。

個人のスマホであれ、会社貸与のスマホであれ、そのケアマネ直通の電話番号の存在は、お客様にとって連絡しやすかったり、職員にとっても楽に感じる事があるのは事実です。しかしその結果として、ケアマネは24時間ケアマネであらねばならなくなったり、個人事業主のようにチームとしてお互いフォローし合う事が難しい「ブラックボックス」状態になったりすることが多々ある職業だと感じています。

そこで③の「電話はどこにいてもスマホから事業所電話番号で発信受信できる」についてですが、会社の場合、通常ビジネスホンという各自のデスクに受話器があり、会社に電話がかかってくるとたくさんの受話器が同時に鳴る電話装置を使っている事が多いと認識します。あすかでも元々そうだったのですが、現在ではデスクにあった固定電話機の代わりに会社貸与のスマホを使うシステムを運用しています。あすかの事業所にかかってきた電話は、あすかのケアマネ全員のスマホを鳴らすシステムなので、どこにいてもあすかの事業所にかかってきた電話を全員が受けられます。また発信する際にも相手方に表示される電話番号はあすか居宅支援の電話番号の為、お客様と1対1の閉鎖的なブラックボックス状況は生まれにくい形をとっています。

ケアマネは元々書類の作成と管理に溺れるような仕事でしたが、今はデジタル化を進めたおかげでファイリングにかかる時間はだいぶ少なくなっています。ただし、紙という実物が動かないというおかしな感覚に慣れるまでは苦労もあると思いますが、あすかの職員も初めは慣れない初心者でした。平均年齢60歳(2023年現在)のベテランケアマネチームですが、今では割と当たり前な感じで業務を進めています。お互い様を大事にしてコツを教え合っていくので心配はないと思います。

そこで④の「業務はデジタルで行う為、紙のファイリングは必要ない」についてですが、原則あすかでは紙媒体での保管は契約時に取り交わす、契約書、重要事項説明書、個人情報同意書のみとしています。契約書類をデジタルにしない理由は、高齢のお客様がタブレット上に電子ペンでサインをする事に拒否感を持つという事案が散見されたため、契約書類については紙媒体のままで進めています。職員の業務負担軽減とお客様への負担はバランスを考えて業務ルールを作っていっています。

桜坂勤務をお望みか上池台勤務をお望みかは、できるだけご本人の要望に沿うようにしていますが、場合によってその人のキャラクターや、会社都合であすかからのお願いをすることもあります。とにかく一度お話をしてみませんか?

※週に1度特定事業所が行う会議については参加が義務付けれています。ほとんどはデジタル会議で行っています。原則火曜日9:00~10:00です。(内容により時間や曜日は変更になる事があります)